小児科/呼吸器科/土曜・日曜診療/健康診断 宮城県名取市の「時計台クリニック」

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医療法人社団 近江医院

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未来への選択~医学部新設構想~

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時計台クリニックは、仙台厚生病院が推進する医学部新設構想を応援しています(玄関と待合室に自前のポスターを掲示しています)。子どもたちの未来、あるいは未来の子どもたちへ、今、何が出来るのかを真剣に考えた時に、我々”医療人”は医療の分野で明確な答えを形にしておかなければならないと思うのです。仙台厚生病院の目指す医学部新設構想こそが、 我々の求める”安心・安全で質の高い医療を幅広く受けられる環境”、これを達成する最も近道になると確信しています。

仙台厚生病院の目黒理事長は、そう・・あれはもう20年以上も前のこと、今回、キーワードとなった「臨床第一主義」を既に提唱しておられました。その後に掲げられた低侵襲(:患者さんの苦痛を可能な限り取り除く)手技による検査と治療に徹底的にこだわる3S(Safety:安全、Smart:洗練された、Speedy:手際良く)の理念は、仙台から各方面へと発信され、そして浸透・普及して現在に至ったと記憶しています。公開手術など、患者さん側が求める医療の実現に全く妥協を許さない姿勢を貫いてきました。

2010年の厚生労働省発表によると、不足している医師の数は、1位岩手、2位青森と東北勢が軒並み上位を占めました。地域格差が大きいのです。これは全国一律での医師数増員という政策が全く意味をなさず、地域の実情に合った施策こそが、早急に求められているということを示しました。医学はこれからも進歩し続け、ますます一つの分野は狭く、より高度になるでしょう。それに伴って必要とされる医師数は、もっともっと多くなるはずです。

今・・東北に定着する医師の養成が急がれています。

ではどうやって養成するのか?
この最大の難問に対しても、目黒先生はもう答えを用意されているとのこと。

世界水準での研究を行う東北大学医学部と、地域に根ざした臨床第一主義の新設医学部で両翼を形成する・・さしずめ地域医療の代名詞:自治医科大学の東北版のプロデュースとも言えるでしょうか・・

おおいに夢は広がります。

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これまでも意欲に満ちた一人、本気の一人が歴史を変えてきました。この未来への選択、医療革命にエールを送り、皆でこの夢を叶えていこうではありませんか!

旅立ち

震災からちょうど半年、9月11日(日)午後2時46分を時計台クリニックの診療室で迎えることが出来ました。近場から遠方から、本当に多くの皆様に暖かい心を頂きました。強い絆を感じました。ありがとうございます。

6年ぶりの満月となった今年の中秋の名月は、惜しまれながら逝った故人と残された我々を繋いで何かを語りかけているようでした。この半年を振返り、テレビ・マスコミも様々な場所、いろいろな角度から数多くの特集を組みました。その中で、最愛の奥様と生後8か月のお子さんを大津波に奪われたSさんが、悲しみ未だはかり知れないほど大きいであろう中・・それでも、震災前にライフワークとしていた男性合唱団「ブレス」の仲間とともに再び歩み出す姿が紹介されていました。Sさんにはご家族で時計台クリニックにお越し頂きました。生後間もないお子さんを抱いた、病状を案じる奥様の姿、会話を・・・我々も決して忘れることはないでしょう。津波で流された家の場所に立ち、「被災された皆さん、苦しいけど前に進みましょう」というSさんのメッセージ・・復活した唄声はきっと届きます・・我々を前に進ませてくれる。

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そして・・大変お世話になったA製薬の対馬さんが突然、会社を去ることになりました。呼吸器病分野に精通している彼には、開院以来多くの医薬品やワクチンの薬理作用など、実にきめ細かな情報提供を頂きました。言わば時計台クリニックが軌道に乗ることが出来た立役者の一人です。送別会・・震災以降初めて出掛けた仙台の夜の街(一舞庵)。

こんなだったかな?と思うほど懐かしい、でもどこかさびしい夜景「写真」を背に思い出話を語りながら。その彼、30歳代にして一念発起、退社して信州へ行かれるとのこと。お子さんもまだ生後数カ月、さぞや不安の中でとても勇気のいる決断だったはず。

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夢を掴みに行くのだと・・

小さなチャンスをつかむと、次に大きなチャンスがくるといいます。しっかりとした”思い”、固い”意志”があれば、そこには無限の可能性が拡がるでしょう。彼の勇姿を眼に焼き付けながら、こちらも半年ぶりに再会した冨永先生(塩釜市、冨永内科医院)とともに、また夢を追い求めることを誓いました。それぞれの旅立ちです。

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夏の終わり

観測史上4番目の暑さだった“特別な夏”
色んなドラマ・サプライズがありました。

夏と言えば甲子園・・宮城代表は古川工業高校。たまたま深夜、半分寝ボケ眼で「甲子園への道」を観ていたら、「宮城は古川工業」の音声が・・大変失礼ながら、「甲子園だから野球だよね?」と思わず自問自答しながらテレビに見入ったのを覚えています。甲子園での古川工業ナインの清々しい、はつらつとしたプレーは記憶に新しく、全ての球児には勿論のこと、このサプライズは被災地の人々に大きな希望と勇気をもたらしてくれました~「奇跡は努力のご褒美」~これは42年ぶりに青森から決勝に進出した光星学院も然りです。この“特別な夏”に全国準優勝、大きな感動に感謝(~大会後に発覚した、あの事件にもかなり驚かされましたが~)、是非、頑張って復活してもらいたいものです。

次に楽天、球団タイ記録の7連勝、一気の3位進出。先日、かなり久しぶりにKスタ(楽天vs.ソフトバンク)へ。

幾度のピンチを抑えての連勝に、満員の観客皆で喜びを爆発させました。球場で食べたピザもたこやきも、枝豆もソーセージも全てが美味しくて良い思い出に・・でもその反動なのか帰り道、息子が「夏、終わっちゃうね・・」と、寂しそうにつぶやいていた姿が印象的でした。

短い夏・・夏祭りや花火に映画、心の穴を埋めるために動きまわった夏・・でも今年は何故か、盛り上がっても満たされないことに気づく、そんな“特別な夏”でした。

夏最後のドラマ・サプライズは・・・世界陸上:室伏の金メダルか、100mボルトのフライング失格か!? と思いきや・・・9月2日(金)にビッグニュースが舞い込みました。

安住淳先輩の財務大臣就任です!!

前夜(9月1日)、秘書の内海さんと電話してる時に「被災地の復旧・復興をスピード感を持って直接指示できる立場、何とか大臣にでもなってくれれば良いな~」なんてお互い期待を高めていたところ・・翌日、開けてみたら初入閣、それも財務大臣ではありませんか! さっそく、お祝いの電話をさしあげると「皆、身が引き締まる思いでいる、頑張る」と・・

是非、被災地の復興が目に見えて進みますよう、そして、子どもたちが安心して暮らせ、未来に責任と希望が持てる社会になりますように、予算をがっちり確保してどしどし使ってほしいものです。きっと、今度会った時には「おまえも寝ないで仕事しろ」と厳しいことを言われるでしょう。
こちらも頑張らねばなりません(汗)・・夏はもう後ろ姿ですから。