2014年6月30日
2014ワールドカップがいよいよ佳境に入ります。そんな中、日本は一足早く終戦を迎えました。自分はサッカーに詳しくないのですが、日本の実力は世界とかなり差があったように感じました。アジア勢全体をみても3分け9敗の勝利ゼロ。各グループで4チームとも最下位という大惨敗。韓国監督の言葉「アジアのチームはベストを尽くした、しかし世界に勝つのは難しかった」。これに全てが集約されているように思えたのです。
激闘を終え本田選手、長友選手などが口々に責任を痛感した重いコメントを発表しています。それでも諦めの発言は一切ありませんでした。日本代表が、これからの4年間でこの差をどう詰めて逆転していくのか、純粋に見たいと思います。本田選手が言った「ゼロからの再スタート」を大いに期待しましょう!
さて、ワールドカップとはあまりに次元の違う話で恐縮ですが、身近なところでこれと似たような出来事がありました。先日行われた宮城県中学生空手道選手権の2回戦、息子は優勝常連の第一人者と対戦し、目を覆うような大惨敗を喫しました。
その一週前の桃次郎杯争奪大会で上位入賞し、ほんの少し自信を持って挑んだ本戦。しかし夢は瞬時に砕かれたわけです。時に親は子を過大評価し、実力以上のものを期待してしまいます。次の瞬間、現実を思い知らされ、遠くを見つめることになるのです。
確かに頑張りました、しかし頑張ったから良いという世界ではないことを、周囲もそして、何より本人が一番良く分かっているはず・・・
問題は次にどうするかです。
ある先生から頂いたアドバイスでは、まず一番重要なのは目標選手との距離(実力差)を知ること、その上で追い越すことをイメージして練習を組み立て積むこと、だそうです。
いつ、何を、どのようにやるか。肝心なのは、いつの日か目標に届くのか、追い越せるのか。この見極めがとても大事で、今後の動き方が決まります。
さすがに今回は自分にもちょっと迷いが生じ、息子に聞きました。実際、本人がやめると言えば、引くことも選択肢だと思っていたほどです。
ところが・・・本人は「まだまだ」と。
夢は追うことをやめない限り、それに近づくことができます。
人それぞれ目標が違うということを思い出し、勝負にこだわりつつも、勝つことのみが正義ではないことを弁えて・・・
明日は今日よりも一歩でも前にいるように、こちらももう一度「ゼロから始める」という結論です。
PS:患者さんから「みょうがたけ」頂戴しました。名取は、「みょうがたけ」の全国有数の産地らしいです。正直、苦いのかな、と恐る恐る食べたところ、シャキシャキしてかなりの美味に驚きました!サラダでもお汁でもどちらでもいける、これは嵌りますね!!