小児科/呼吸器科/土曜・日曜診療/健康診断 宮城県名取市の「時計台クリニック」

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栄冠

先週末、行われたインターハイ空手 宮城県予選(仙台市)。

男子個人組手ベスト4には東北工大高3人(出町・佐々木・石野)、中新田高1人(村田)が残り・・
あと1勝でインターハイ出場、会場の熱気は最高潮へ!

blog090612.jpg「左:村田、右:出町」

そして・・・ベスト4を勝ち上がったのは出町・佐々木(ともに工大高)

~(祝)代表切符~

迎えた決勝を制して出町恭太郎-頂点へ。

彼の組手は 華麗な技とスピード、卓越した間合いの出し入れ、終わってみれば危なげのない、真に強い優勝でした。本来、ベスト4まで来れば誰が代表を射止めても、おかしくないレベルの筈。その中で初戦から優勝まで圧勝の感が強かったのは、その勝運を呼び込む彼の集中力・洞察力・忍耐力・判断力が相当に優れていたからなのでしょう・・・

これには想像を絶する日々の練習・努力による自信の裏打ちがあったはず・・

男子団体戦も東北工大高が連覇で、個人・団体のダブル出場を決めました。インターハイでも是非、勝ち抜いて下さい!打倒、世田谷学園ですね。

さて客席、一緒に観ていた協会大崎のS先生から「(石野)諒と(村田)匠の仙北決勝戦も観てみたかったな~」確かに、こんな声も多かったです。

今年も それぞれの思いを胸に宮城県総体、高校拳児の暑い夏が終りを告げました。

先日、Kスタ宮城に初めて行ってきました。先発は岩隈で相手は巨人、内海投手(とてもラッキーでした!)。

090609a.jpg

心配された雨も降らず、球場の形が斬新(客席がファールグランドに張り出している?)で綺麗だし、かなり楽しめました・・試合には負けましたけどね(残念)・・

翌日、エアリの未来屋書店で-「絆」-岩隈著を見つけ即買い。彼と復活を信じた家族、チームメイト、恩師やファンとの熱くて固い絆を語っています。この本で「逆境は大きなチャンスでもあるのです」「人生に逆境はあってもいい、いや、むしろあった方がいい」とまで述べています。「絆」を実感できた岩隈ならではの言葉でしょう。

そういえば・・2年前にエアリ内科を開院した際、挨拶文にも入れさせて頂いた、この「絆」という語句。

090609b.jpg

エアリ内科では場所柄、家族連れの方がとても多く来院されます。診察室という特殊な狭い空間でも、種々な家族愛・兄弟愛が繰り広げられ、日々、一つの”絆”に触れることができます。

家族も社会も、人は人との関わりなしには成り立たない・・・”絆”をどう作って、育てていくのか・・ある民族学者によれば、日本人は「人の身になって考えることが出来る」「他人を思いやることの出来る」そんな能力に非常に長けた民族らしいです。

最近、「余命1ヶ月の花嫁」や日テレのドラマ「アイシテル~海容~」、近々公開の役所広司の「ガマの油」など、”絆”や”命”をテーマにした作品が多く目につきます。

水曜夜の「アイシテル~海容~」・・見てますか?
あってはならない衝撃的悲しみから始まり、壊れかけた家族の絆を徐々に、少しずつ再構築していく物語は、毎度毎度、”親子””兄弟””家族””家庭””社会”とは何か、ということを真剣に考えずにはいられない、息を飲むような展開・構成になっています。
心に沁みます・・

「親は子に永遠の片思いをする」。

子供の考えていることを親は親として必死に考え、父や母として子に真摯に向き合って理解し、そして答えを出している、つもり??

この番組の高視聴率は現実的に「家族愛」というものを真摯に考える人々、子育てに悩む方々がいかに多いか、という証として捉えることも出来るでしょう。

さて話は戻り、岩隈投手。そうですね、本の副題にある通り
「冬は必ず春となる」
エアリに通院して頂いているマナちゃん(8)もパパも、同日Kスタ球場にいらしたとのこと。今度は一緒に行きましょう!