小児科/呼吸器科/土曜・日曜診療/健康診断 宮城県名取市の「時計台クリニック」

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医療法人社団 近江医院

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時の扉

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震災100日・・それぞれのペースで進む復興、夢だったような、でも夢ではない・・時が止まったような、でも止まっていない・・厳しい現実に何度も気づかされては、前に進むしかない日々・・先日、保育園に通うわが子が時計を作ってくれました。何でも6月10日は天智天皇10年(西暦671年)に、日本で初めて水時計が鐘を打った日らしく“時の記念日”といわれているのだそうです。時の扉・・あの日以降、ちょっとした言動にも人と人との絆を強く意識させられるようになりました。そして、そこに立ち止まってしまわない様に、一日々々を確かめながら扉を開けて歩みます。人の心は時空を超えていくらでも過去にさかのぼり、またどこまでも未来遠くへ飛んでいきます。だから暖かい心に触れると、それぞれの想いが交錯して結んだ絆が深まっていくのが分かります。これまで、自分に余裕がないと他人には優しく出来ないのでは?と考えていた頃もありましたが、本人がとても厳しい状況下でも他人を思いやってくれる方は大勢いるものです・・今回、本当に多くの方々に支えられ感謝の念が絶えません。我が家の小さな庭にも重機が入り、瓦礫撤去後の海水を含んだ土を、表層から20㎝ほど掘り下げて総入れ替えを行い、東松島の造園屋さんがプレゼントしてくれた植木など、オリーブの木・樫の木・もちの木など幾本もの植樹を行いました。そして庭の一部には芝を貼ってみたり、砂場をつくってみたりと・・・津波から一本だけ生き残ったアオダモの木と相まって、庭に少しずつ息吹が感じられるようになりました。山茶花(サザンカ):困難に打ち勝つ・・山法師:友情・・カルミア:大きな希望・・・梅空空木(バイカウツギ):気品・・久留米ツツジや三つ葉ツツジ:情熱・・・・これらの植物や土には多くの方々の“思い”が込められています。色々な意味で“これから”を育てていく態勢が整いつつあります。

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ところで困ったことに・・・自分は全くのガーデニング素人です。水のやり方、咲き終わった花はどう処理するのか、貼ったばかりの芝には水をたっぷりやるのが良いのか、それとも少なめが良いのか?・・・施工していただいた(株)ピースワンカンパニーの木村さんに一つ一つ確認しながら、30mくらいのホースを買って手探り状態、悪戦苦闘で水撒きを頑張っています(汗)

そんな中、ふと見上げると我が軒下にツバメが巣を作っているではありませんか!温めている卵が孵ればさらに賑やかになるでしょう!!
家の補修も7月末までに終わる見込みです。エアコンの取り付けも始まります。

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一人でも多くの子どもが、少しでも長い時間を笑顔で過ごせますように・・~「奇跡は諦めないものにしか訪れない」~そんな想いで街の復興は進んでいきます。