2016年9月29日
空手2020東京オリンピック追加種目正式決定を受け、
子ども達にとって今年最後の大イベント、
伝統派四大流派(松涛館、和道、剛柔、糸東)の一つ、
全日本空手道松涛館全国空手道選手権大会が開催。
東京オリンピックで空手競技が行われる予定の日本武道館に、
各予選ブロックを勝ち上がった精鋭達が集いました。
この場所で空手が出来るなんて本当に幸福者です。
ましてや小学生で日本武道館の決勝コートに立てるなど
想像を絶する夢の世界です。
強豪道場の子はまるであたり前の様に試合をしています。
しかしそれがあたり前でないことなど分かっています。
ここまで来るのに先生方や親御さん、
多くの仲間達に支えられ、励まされ、
どれほどの苦難を乗り越えたことでしょうか。
開会式では「人は一人では生きていけない。
勝ちも負けも相手があるから起こること。
常に相手を敬う気持ちを忘れないことが大事です」と。
優勝した子の一人は「応援してくれたお父さん、お母さん、
お兄ちゃん、お姉ちゃん、みんなにありがとうと言いたい。
みんなで戦っているつもりなので負ける気がしない」。
常に感謝の気持ちを忘れないで挑む・・・小学生とは思えない素晴らしいコメントでした。
一方・・・あと一歩、いや半歩? で頂点を逃した子ども達。
この日に流した悔し涙は、決して無駄にはならないはず。
強い心に確かな技術を携えて、 来年再び日本武道館に帰ってきましょう!
夢の扉が開くまで練習、練習また練習です!!