2016年5月18日
震災から5年2ヶ月が経過、
未だ約18万人が避難生活を余儀なくされているという厳しい現状。
そんな中、クリニックにお越し頂いている方に「3.11からの夢」という本を頂戴しました。
そこには「3月11日、絶望をはじまりに変えた30人の夢」が熱く語られていて、
読んでいて胸がつまりそうになることが度々でした。
~夢を考えることはそれだけで希望~
大人の方に混じって9歳のZ君、
「希望を忘れないことを伝えていこう・・・」
「感謝の気持ちを忘れずに夢に向かって進む・・・」
純粋で真っ直ぐな気持ちが心に響きます。
(小学生とは思えない)しっかりとした力強い文章。
「人や動物を守る物を作る発明家になりたい」
多くの人に支えられながら、きっと夢叶うことでしょう!
これからの人生を強く、そしてやさしく生きるため、
家族の絆や生きがいについて再認識するための道標として、
なかなか考えさせられる一冊だと思います。
晴れた日に家族と電車・地下鉄を乗り継いで
「トリックアートinせんだい (メディアテーク)」に出掛けました。
今ある笑顔と平和に心から感謝します。
あの日の空を忘れず歩いていきましょう。