2012年02月17日
休日は、ホームページに掲載する原稿の執筆を・・・
などと気取っている暇など全くない、厳しい現実が待ちうけています(笑)
傍では好奇心旺盛の息子が、一瞬の隙も与えず「ガっこ、ガっこ」と抱っこをせがみ、
抱っこすると、今度は両肩を叩いて肩車の催促、
その横からはぐっすり眠っていたはずの下の子が、お腹を空かした合図の大泣きで、
目覚ましをセットしたかの様に、正確に時を告げるから驚きです。
和光堂:レーベンスミルク、はいはいの時間。
またまたその横から、アンパンマンやトーマスのDVDをつけてとリクエストが飛び、
やっとお風呂に入れて、眠る体勢になったとしても、
早く寝かしつけて・・ワインでもちょっと頂こうかな・・
などと企らんでいるのを察していたかの様に、
眠ったはずの息子が、起きては泣いて、また騒ぎだす始末(汗)。
ところが、こんな状況だからといって・・
「子育ては大変だ」などと口走ってしまったら最後です。
「パパは仕事ばかりで、子育てなんてさっぱりしてないでしょ!」と、
冷静な長男のダメ出しが待っています。
そんなバタバタの合間を縫って、アンパンマンミュージアムに行ってきました。
通路にも遊び心が散りばめられ、親も子も和めるような仕掛けが、所々に施されていました。
不安定・不確定要素に囲まれ、あまりに不透明な時代に生きる子どもたち、
そんな子どもたちと一緒にいられる時間、
大それたもの、かっこいいものは何も要らない、
ただ親は子を、思いっきり愛してあげればそれでよい・・・。
最も近いところから求められている気持、それに答えることすら出来ないとしたら、
それより遠い場所から求められている気持、つまり他の人を幸せにすることなど、
もしかしたら出来ないのではないか・・・と思いつつ。
たまたま先日、明治安田生命のCM「たったひとつのたからもの」を知る機会がありました。
この実話はあまりにも有名らしく、本やドラマ(視聴率30%越え)にもなったそうで、ご存知の方もきっと多いことでしょう。
恥ずかしながら自分は、少し前に、この存在を初めて知りました。
生まれながらの重症の心臓病により、余命1カ月を宣告されたダウン症の秋雪君。
両親の深い愛情に包まれながら、6年2カ月の日々を生き抜きました。
命が途絶えてしまったのは、小学校入学まであと3カ月というところだったそうです。
あと3カ月・・たった3ヶ月は、秋雪君にとって、ものすごく遠い3カ月。
一日一日が精一杯、明日は来てみないと分からない未来。
~CMのスナップ写真では~
「~何を見ても、何をしてもあなたはうれしそうでした。
あなたと過ごした6年の日々。
生きる・・・
ただ精一杯生きる。
あなたに出会わなければ知らなかったこと・・・。
ありがとう。」
“今の命に精一杯”~誰にでも、いつの時代にも通じる大切な生き方~
お母さんの言う
「人の幸せは命の長さではないのです」
大切なこと・・・どのように生きたか・・・なのでしょう。