2010年12月10日
暗くて重い1週間が過ぎました・・苦しそうな咳・・冬場に流行し新生児や乳児が感染すると、入院が必要なほどの細気管支炎や肺炎を度々起こす・・RSウイルス感染症・・感染力が高く、一方で、免疫ができにくい・・乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因の一つとも言われている。しかも、RSウイルス感染が、その後、小児喘息発症の大きなリスクになる・・我々のクリニックでは、発熱、呼吸が苦しそうな咳、痰がつまってゼイゼイしている2歳未満のお子さんには、積極的にRSウイルス感染の有無を検査しています(ただし保険診療の適応外です)。
そして・・先日、わが子も・・発熱、咳はすぐに犬吠様に変わり、ステロイドなどの吸入を行うも改善せず、RSウイルス検査・・陽性(涙)。あれよあれよのペースで肺炎となりJR仙台病院にSOSコール。小児科の日下先生の優しい声に少しだけホッとしつつ入院。加湿酸素と点滴加療を開始。
それでも・・RSウイルスは手強く38度以上の熱が1週間続きました・・
会話ができない1歳児はひたすら泣くしか手段がなく、眼と顔は腫れあがり。
日中、何とかクリニックの診療に集中するも、泣き顔・声が頭から離れず、頑張れコールを心中で叫び・・
しかし、やはり願いは届くもの。
西井・日下両先生はじめスタッフの皆さんのお蔭で無事退院へ。待っていたこの日。
気づくと仙台の街は光のページェントが点灯し、クリスマスモードを盛り上げていました。
今、家庭用吸入器を使用しつつ、ほぼ全快。
みんな・みんなありがとう。子供の笑顔こそが一番!
入院中の子も退院した子も、サンタさんはもうすぐやって来る、
きっと来る。
信じて頑張って!!