2015年10月20日
つんく♂さんの「だから、生きる。」読みました。
喉頭ガンとの闘い、声帯全摘出という決断、声を失ってもひたすら前に進む
つんく♂さんの姿に心打たれ、生きるとは何かを改めて考えさせられました。
つんく♂さんだけではありません。先日、乳ガンの手術を受けられた北斗晶さんも
つんく♂さん同様、毎年、人間ドックを受診されていらしたとのこと。
これほど医学が進歩した時代で、
新薬や最先端の医療機器が続々と開発されている今日においても、
「毎年きちんと健診を受けていたのに何故…?」という声が各方面で後を絶ちません。
綺麗事は抜きにして医学の力ではどうすることも出来ない、
心痛む、とてつもなく大きな壁が突如として目の前に出現することが度々あります。
もし、それを打破し、奇跡を起こす術があるとすれば、
それはもはや理論や理屈を越えた家族、兄弟、親、恋人や友人達のハートの塊、
団結の力なのではないでしょうか。
サッカー大久保嘉人選手は、抗がん剤治療を受けることになった奥様の
(薬の副作用で髪が抜けてしまうかもしれないという)
不安を少しでも取り除こうと、3人の息子さん達と丸刈りにしたそうです。
「応援し応援され、応援され応援する・・・」
人生はきっとこの繰り返しなのだと思います。
無情にも願いは時として叶わないことがあります。
でも、そこに必ずしるしが残ります。
やはり「応援し応援され、応援され応援する・・・」
いつ、どこで、どうなるか、こればかりは誰にも分かりません。
難しいですが、出来ることを精一杯・・・やるしかありませんよね。
先日、家族で訪れた「やくらいガーデン(加美町)」の幻想的な丘に佇みながら、
今という時をこれまで以上に大切に生きたいと思いました。