2012年03月22日
春の訪れを告げる とても穏やかな陽射しが 眩しい朝、
3月16日 自分が学校医を務める 相互台小学校の卒業式。
卒業生自ら伴奏の、ゆず♪栄光の架け橋でのオープニング、
大震災を経験し、命の尊さと、人と人との絆の素晴らしさを体感して、
一回りも二回りも逞しくなったみんなが、小学校を旅立ち時がきました。
卒業証書を受け取るのは 卒業生席と父兄席の間に設けられた 特設ステージ上、
授与する及川校長先生にとっても これが最後の卒業式、証書を手に ステージから降りれば そこにはこれまで支えてくれた父母が待ちます。
みんなは、これから大人の階段を昇るにつれ、幾多の困難にぶつかるでしょう、
でも・・・感謝の気持ちと、決してあきらめない夢を抱き続ければ、必ずや、どんな試練でも乗り越えられるはずです。
もう歩けないと感じたとき 背中を押してくれる 誰かがいます。
独りぼっちだと思ったとき 必ずどこかで 君を思い出している人がいます。
最後にみんなで歌った ♪かけがえのないこと
「~たったひとつだけ 君に伝えたい
同じ時代(とき)を駆け抜けたこと
僕らには かけがえのないこと~」
ずっと心に刻まれることでしょう。
人生・・・損得ではありません。勝ち負けでもありません。まして、勝負となれば時の運です。
しかし、この素晴らしき10代を、”勝負にこだわり絶対に勝つ” という気概で、何かに打ち込んで、自分を磨いてみるのも良いと思います。
一度きりの人生・・・この一日を大切に生きてください。
さあ、新しい明日が待っています。みんなを待っています。