2011年07月15日
いつの間にか梅雨も明け、満天の星煌く季節になりました・・しかし、猛暑・猛暑・・被災地には厳しい夏です。復旧への道のりはまだまだ険しい現状です。そんな中、今朝テレビを点けたら、なでしこジャパン決勝へ(女子サッカーW杯)。久々の明るいニュースです~素晴らしい!
そして心を和ませてくれるイベントも各所で続々企画されています。
保育園では、短冊に想いを込めて七夕飾り。
「大好きなドラえもんに会えますように」
「かわいいお嫁さんになれますように」
「ゴーカイレッドになれますように」
「毎日、健康ですごせますように」
・・・近づく保育園の夏祭りに向けて着々と準備が進みます。
一方・・下増田小学校の校外学習は仙台市天文台へ。
帰宅した息子が、配られた星の観察版を手に、
「ねぇ夏の大三角って知ってる?」・・・「三角? それ何だっけ」
「じゃあ星座はいくつある?」・・・「えっ、何個とか分かるの?」
「星座を考えたのは何人でしょう?」・・・「何人?? それは・・(汗)」
ん~全く分からない、習った記憶すらありません。現在、天文学的に用いられている星座の数は88個だそうで、夏の大三角とは3つの1等星(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)を線でつないで出来る大きな三角形のこと。ベガは織姫、アルタイルは彦星でこの二つの星の間を天の川が流れる・・のだそうです。ちなみに冬の大三角もあるみたいです。
もともと夜空の星を結んで、伝説の英雄や動物の形などにみたてたのが星座。これは約5000年前(紀元前3000年頃)にメソポタミア地方に生まれ、この地方に住んでいたシュメール人やアッカド人が考え出したとのこと。天体の話に全く疎い自分なので、聞く話すべてが新鮮で興味津々になりました。
日々確かに、「社会・人生・あるいは人間とは不条理なもの」・・何てことを感じる場面も時にはあります。でも、そんな時には星空を眺めれば少しは曇った心も晴れるのでしょう。宇宙は広いから・・・そして・・何より我々に勇気や希望・元気を与えてくれるのは、毎日会う子どもたちの笑顔です。診察室では様々なドラマ・家族愛が繰り広げられます。泣きだす弟を励ます姉、兄の代わりに「あ~」と声を出す妹、カルテの挿絵をこれは?これは?と細かく聞くお子さん、などなど・・微笑ましい場面に多々遭遇します。こんな真っ直ぐな笑顔を守るために、子どもたちが安心して受けられる医療体制と安全に暮らせる街を、我々には築いていく責務があるでしょう。
美田園中央公園・・最近、行き始めました・・時が止まってしまうほどホッとできる魔法の時間を体感できます。