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院長時事通信

空手五輪落選、そして和道会名取立ち上げへ

日本時間5月29日深夜、ロシアで行われていたIOC理事会から速報(悲報)のテロップが・・・

2020年の夏季オリンピックの新規採用種目候補について投票が行われ、レスリング、野球・ソフトボール、そしてスカッシュの3競技が通過、空手は落選。

空手の選出を心待ちにしていた一人として、本当に残念でなりません(涙)。

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ここ数年、世界の空手界は「空手をオリンピックに」の機運がこれまで以上に高まり、例えば組手では「突き技は全て1点、蹴りは中段(腹部)が2点、上段(頭部)が3点」など、ルールをより分かりやすいものに幾度も改正してきました。
そして昨年、パリ・ベルシー体育館で行われた世界大会は10万人の観衆で盛り上がり、その大成功は空手のオリンピック種目入りを確実視させていた分けです。

現在、空手の愛好者数は(野球でも6500万人に対し)世界で1億人超。その数だけを見れば他競技を圧倒しています。公表された開票結果では、それを裏付けるかのように、空手が安定して得票していました。

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しかし、2012年(次点)、2016年(次点)の惜敗に続き、3度目の願いもあと一歩届きませんでした。

国内メディアの事前報道で日本発祥の武道:空手は殆ど紹介されず、復活すればメダル確実のレスリングの話題一辺倒になっていたのも響いたのではないでしょうか。

いずれにしても負けは負け。
反省点、疑問点を挙げ続けても切りがありません。ましてや落ち込んでいる時間などありません。

気持ちを切り替え、2024年オリンピックへ新たなる挑戦のスタートです。

ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も「失敗しないと成功できない」、
マラソンの瀬古さんも「苦しくてもうダメだと思ったらゴール直前だった」と述べられています。

そして、もしロンドンオリンピックに空手があったなら、おそらく日本のエースとなっていたであろう、我らの松久功選手(先日引退)も、全日本選手権で3年連続の準優勝からの初優勝、その後3度の優勝・・・
負けても負けても、あと一歩、更にあと一歩と這い上がってくる、その不屈の精神力が大切だということを教えてくれました。
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諦めないことです。

ここに我々有志は和道会宮城の小畑本部長の下に集結し、全日本空手道連盟和道会の名取支部設立を決意いたしました。

心身ともに逞しい子どもたちを育成するために、その一翼を担っていきたいと思っています。

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