2008年06月27日
ある雑誌で見つけた言葉
徳川将軍家の剣術指南役、柳生家の家訓
小才は 縁に出会って 縁にきづかず
中才は 縁にきづいて 縁を生かさず
大才は 袖すり会うた 縁をも生かす
これ、かなり有名な言葉らしいのですが、今回はじめて知りました。
決して生まれ持った才能・資質のある人だけが”縁”を活かせるのではなく、活かすことが出来た人が大才である、と・・
日常のまるで好機・チャンスとは思えない、ちっぽけな事柄でも何かに活かしてしまう。
意志あるところに気づきは生まれ、そして道は生まれる。
一説によれば、柳生の剣は「活人剣」・・
“袖がすり会っただけの些細な可能性も大切にして、我が身に襲いかかるものを振り払える力を備えるために日々研鑽を積み、その襲いかかる相手さえも、抹殺するのではなく、己と相手を共に生かすための活路を見出す剣”だと。
人生当然、出会いと別れを繰り返します。
その中でも出会うのは何かの縁があるから。
通り過ぎて行った人、何となくすれ違った事柄の中にも、自分の今後を活かす、そして占う何かのヒントが隠れているのかもしれませんね・・・