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子どもが安心して使える解熱剤の種類と量を教えてください。

最も安全な解熱剤はアセトアミノフェンという成分です。商品名でいいますと、アンヒバ、カロナール、アルピニ―などで小児科でよく処方されるものです。量は体重1Kgあたり10mg換算となり、例えば体重が10Kgなら1回100mgを使用するというわけです。



子どもに使用しない方がよい解熱・鎮痛剤はありますか?

はい。アセトアミノフェン、イブプロフェン以外の成分は、小児にはまず使用しません。特に、【1】アスピリン(病院で出すバファリン)【2】スルピリン(ピリン系)【3】ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)【4】インドメタシン(インテバンなど市販の鎮痛剤に含まれるもの)、これらの成分は小児には適さないと考えられています。また、大人がよく飲む“総合風邪薬:PL”、この小児版で“幼児用PL顆粒”がありますが、これはアスピリン成分を含みますので注意が必要です。さらには、インフルエンザや水痘にアスピリン成分は禁忌となっています。



子どもが学校の健診で心雑音の指摘を受けました。心臓が悪いのでしょうか?

一般的に心雑音、即、心臓病と考えられがちです。しかし、実際に学校健診などで聴かれる心雑音は無害性雑音と呼ばれる全く心配のない雑音が大多数を占めます。心房中隔欠損症(先天性心疾患)などと鑑別するためにも、まずは心エコー検査を受けられることをお勧めします。



こどもがリンゴ病と言われました。学校を休ませる必要がありますか?

特にありません。リンゴ病(伝染性紅斑)はヒトパルボウイルスB19により生じます。感染から1週間くらいの風邪様症状の時期に伝染します。頬の紅斑(その他、腕や大腿部、胸などにも赤い斑点が出ることがあります)が出る時期には、既に感染力は無いと考えられています。登園・登校禁止の必要はありません。



犬が吠えるような咳をするのですが?

クループ(症候群)の可能性があります。クループはウイルスや細菌感染により喉頭付近が腫れて、気道の狭窄や閉塞が起こり、“ケンケン”と犬やオットセイが吠える様な咳、嗄声(声のかすれ)・陥没呼吸・吸気性の喘鳴などを主な症状とします。夜間に増悪することが多く、3カ月~5歳、特に3歳までの小児に多く見られ、ウイルス性クループのピークは1歳となります。赤ちゃんの場合、突然呼吸を止めて命にかかわることがありますので、注意が必要です。気道の発育・成長に伴い徐々に減少していきます。
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院長時事通信

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