名取市/小児科/呼吸器内科/土・日曜診療





小児科

■夏に流行する感染症

<<手足口病>>
乳幼児に流行する夏風邪の一種ですが、他の季節に流行することもあります。
【感染ルート】
飛沫感染、接触感染
【病原ウイルス】
コクサッキ‐ウイルスA群16型、エンテロウイルス71型などにより発症します。
【症状】
手掌、足、口内などに水疱ができます。お尻や膝付近にまで皮疹が出来ることもあります。発熱を伴いますが多くは高熱にはなりません。口内の水疱により痛くて食欲が落ちることがあり、脱水に注意が必要です。?
【治療】
自然に治癒します。喉の痛みや熱が高いときなど、症状に合わせて対応します。


<<咽頭結膜熱>>
かつてはプール熱と呼ばれていましたが、現在の塩素消毒されているプールでの感染は通常、ありません。
【感染ルート】
飛沫感染、接触感染
【病原ウイルス】
アデノウイルス3型など。
【症状】
突然の高熱(39-40度)が数日間続きます。咽頭痛に頭痛、腹痛、嘔吐・下痢(白~黄白色の水様便)、結膜炎などを伴います。
【治療】
対症療法です。
【登園・登校】
熱などの主な症状が改善して2日経過すれば登園・登校OKです。


<<ヘルパンギーナ>>
乳幼児に流行する夏風邪の一種ですが、他の季節に流行することもあります。
【感染ルート】
飛沫感染、経口・接触感染(水疱の内容物や便に排泄されたウイルスが手などを介して口などの粘膜に感染)
【病原ウイルス】
コクサッキ-ウイルスA群2-6型とB群1-5型などによります。
【症状】
2~7日の潜伏期間の後に、突然の高熱(3日くらい続きます)と咽頭発赤、咽頭痛で発症します。口腔内の水疱が破れて痛みを伴い、食事が摂れないことによる脱水に注意が必要です。
【治療】
対症療法です。水分を十分に摂ることが重要です。ウイルスは腸管で増えて便中に出ますので、手洗いをしっかり行いましょう。
【登園・登校】
熱が下がって元気になればOKです。

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院長時事通信

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