2016年12月01日
先日、仙台厚生病院でPET‐CT検診を受けました。
真に衝撃、恐らく今年一番の破壊力です!
PET-CT:勿論、その存在は知っていましたが、正直、中身をよく知りませんでした。
人は生涯のうちで男性:約60%、
女性:約50%の確率でガンになると言われています。
ガンを確実に予防できれば良いのですが、残念ながら未だ難しい状況です。
現実問題、これだけ高率にガンに罹るとなれば、
その早期発見・早期治療が最重要テーマでしょう。
ここでPET-CTについて少し説明させて頂きます。
ガン細胞は正常細胞の約3~20倍ものブドウ糖を摂取します。
PETでは、ガン細胞のこの性質を利用し、検査薬を静脈注射して全身の細胞のうち、
ガン細胞だけに目印をつけ、1cm前後の小さなガン細胞の活動状況(機能)を調べます。
また、CTは組織形態を映し出すことを得意とするため、
PETとCTの画像を組み合わせることでガンに関する正確な診断ができます。
特にPET-CTが得意なガンは、
肺、乳がん、食道、卵巣、大腸、膵臓、頭頚部、子宮、悪性リンパ腫などです。
ほぼ全身を一度の検査で、しかも、たったの30分で終了します。
検査が終わって待つこと20分、
結果説明を聞くため部屋に入ると、
そこにはスクリーンに大きく映し出された自分の全身像(絵図)がくるくる回転していました。
まるで未来映画のワンシーンを観せられているかの様・・・驚きでした。
さて、病院には各々、独特の雰囲気があると思います。
仙台厚生病院でそれを言うと「安心感」でしょう。
たとえ何か病気が見つかったとしても解決に導いてくれることを確信させられる、
素晴らしい病院だと思います。