小児科/呼吸器科/土曜・日曜診療/健康診断 宮城県名取市の「時計台クリニック」

時計台クリニック
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炸裂 モービルCCU

つい先日のこと・・朝、出張に出かけるため身支度を整えていた60歳代男性に突然の胸痛が発生。

時計台クリニックに駆け込む患者さんと家族の方。前胸部の重苦感が著明、心電図では、はっきりとした虚血性変化(心臓の筋肉に血液が行き渡ってない徴候)は認められないものの、急性冠症候群(心臓を養っている冠動脈という血管が詰まりそうになっているとても危険な状態)に間違いない・・・一刻を争います・・・仙台厚生病院心臓血管センターへ緊急連絡、モービルCCU(ドクターカー)を要請。程なく時計台クリニックに到着したモービルCCUからは4名のスタッフが続々登場。手早く患者さんを車内へ収容して仙台厚生病院へ搬送。緊急冠動脈造影(造影剤という薬で心臓を養っている血管を映し出す検査)が行われ、(詰まっている血管)病変を特定・治療、わずか1週間で元気に退院となったのでした。

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僕の恩師でもある仙台厚生病院院長の目黒先生は、心臓病の救急医療を365日・24時間体制で行うというシステムを、20年前に宮城県で初めて確立した人物です。今の医療現場に求められるものは何か?を常に探求し、斬新なアイデアを持ってどんどん解決していきます。現在、仙台厚生病院では自前で救急車を2台持ち、切迫した現場にスタッフが同乗してかけつけ、救命に当たってくれます・・こんな、「コードブルー(ドクターヘリ)」のドラマの様な世界を真に現実のものに変えたのです。仙台厚生病院は、毎年発刊される週刊朝日MOOK「手術数でわかるいい病院」の心臓病治療分野で、全国ランキングベスト5、常に日本をリードする病院として紹介されています。

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そして・・最近では東北福祉大に医学部を新設する構想を発表されたのが記憶に新しいところ。医療革命がどこまで続くのか・・ほんとうに楽しみです。時計台クリニックはこんな素晴らしい病院に守られながら、日々診療を行っています。ところで、いつしか、小児の領域でもこんなドクターカーが登場したら・・とおもわず期待せずにはいられません。

スクール!!

2月1日
朝起きたら一面の銀世界。真っ白に輝いていました。

子どもを小学校に送っていくと・・プレハブ校舎から続々出てくる子どもたち、校庭で走り回る子どもたち、雪合戦は既に始まっていて・・とかく虚弱と言われがちの世代、でも何のその、全力です。聞けば、休み時間もチャイムぎりぎりまで全力だとか・・インフルエンザの流行も忘れます。

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出勤前にたくさんの元気をもらいました。

ところで、「スクール!!」(日曜夜9時フジテレビ系)観てますか?

江口洋介扮する小学校の校長先生が、小学生とその親、同僚教師たちを巻き込んで、学校で起こる日常ありふれた、でも “難事件?”に真っ向ぶつかって、エネルギッシュに心底解決していきます。飾り気なしです。

毎週、心がとっても温まる時間です。息子と観てます。
小学校低学年の息子が何を思い、何を感じ、何を考えているかは分かりません。
でも見終えた時の顔・・・とても良い顔(表情)をしています。
言葉はいらない? そんな雰囲気です。

今の世界に欠けているもの、探しているもの、何か一つ、きっと見つかる、そんな期待を抱かせてくれるドラマです。

お子さんいる方々には是非、お勧めします!

激動の1月

激動の1月終わる。

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あまりの忙しさに呑み込まれそうになりつつ、何とか自分を見失わずに前へ前へ・・

先人の残した言葉「一期一会」・・生涯に一度限りの機会、その場面を一回しかない機会と捉え、そのことに専念するの意。
たとえ、クリニックに定期的に来られる患者さんであっても、その日・その瞬間は二度と無い。だから心をこめて臨む。

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そして・・常に・・”初心”・・そう、手探り状態で一生懸命やっていた時代、不安と緊張と期待と夢が同居した”初めの一歩”
それを刻むことが出来たからこそ、今日がある。

「人は人に生かされている」という気持ちを、決して忘れないこと・・

忙しい時ほど、これらの思いを大切にしていきたいと思う。